タムタム草紙

光と影

白と黒。



明と暗。

陰と陽。

影の中に光があって
光の中に影がある。

光と影、

元はといえば

同じもの。

すべてはひとつで

くるくるまわる。


（山道は京都・鞍馬山、お地蔵様は奈良生駒・竹林寺にて）


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雨のあと

雨がざあっと降った日。

車を停めて外へ出ると
日が差してきた。

…きれいだなあ。


家に帰ってtwitterを見ると、
タイムラインにたくさん虹の写真が流れている。


ああ…そうか。

きっとあの時
虹が出ていたんだなあ。

みんな
あの空を見ていたんだなあ。


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希望

　見よ　遠き空の彼方に

　見よ　青き海の彼方に

　おお　希望の光が　輝きはげましてくれる

　進むのだ　元気よく

　花と月夜の港を目指して



父は私の若い頃に病気で亡くなったが、
最後の頃書いたらしいメモ書きが
ひょいと出て来た。

この詩は、何かの歌なのかな。
それとも父が作った歌なのかな。

今となってはわからないけれど。


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空へ

「生きてくれ」

あの時きみが

そう言った意味が

やっと

わかってきたような

気がするよ


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秋の彼方に

すいこまれそう。

すいこまれる。


私はべつに
かまわないよ。


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スーパームーン２０１５

太陽、地球、月が一直線に並んだ日。

月が地球に大接近して、
大きな大きなまん丸の美しいお月さま。

晴れてよかったね。

キズついた地球や人や生き物や自然や、
もうなにもかも。

輝く金色の光で

ふんわりつつんであげたい。

そう思った。

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金色の光

光が目にしみて、
とても気持良かった。

２０１５年９月１８日の夕方、大阪の光。

これはいい写真撮れたぞ、うん。

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祈り

夏の青空に祈る。

雲の輝きに祈る。

山の奥の心に祈る。

聖なる森に射す木漏れ日に祈る。

海の彼方の青い青い場所に祈る。

晴れた日の星の瞬きに祈る。

月のまわりに架かるぼんやりとした虹に祈る。

ほんの一瞬の気配に祈る。

ひんやりとした空気に祈る。

湧き出す言葉に祈る。

生きている事に祈る。


自分の中の

あの大きな輝きに祈る。

そら

ふと見上げると

入道雲が　こっちを見ていた。



　　…あ…そうか…


近くを見つめていると

遠くが見えない。


遠くを見すぎると

近くが見えなくなる。



…うーん、むつかしいな。
…私は、どちらも見ていたい。


これからの課題かな。

休み休みやってみるか。



うん、タムタム、
きみ、きっとできるようになるよ。
もっと自分を大切にね。



暑い日に、熱いアールグレイを飲みながら、
ぼーっとするひととき。


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ABRACADABRA
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