大阪旭区民ギャラリーの絵本原画展、
無事終了しました。
今回は公共施設の中、おまけに開館は夜九時まで。
普通のギャラリーやお店ではないので、
展示近くで管理して頂ける人はいません。
原画は自分の子供と同様、
何かあったらどうしようと、とても心配でした。
それに、
夜遅くまで子供たちが頑張って働いていると思うと…(涙)
もう会期中の二週間、いてもたってもいられない。
でも、無事終了!
よかったよかった。
今回の大きな収穫は、
移動式展示ボードさんと仲良くなれた事だなあ。
ボード一枚につき、左右いっぱいに
ガラス入りの重い額を三点展示。
大丈夫かなあ、二週間もつかなあ、
額が傾いてこないかなあ…
あれこれビクビクと心配そうに作業する私を横目に、
展示ボードさんはドシッとして、
非常にプロでした。
「まかせとけ、会期中は俺が守る」
かっこいいー。
でもボードさん、押しピン刺す時、板がちょっと堅すぎるね。
「何言ってるんだ。
板を柔らかくしたら重いものを吊るす強度が足りないだろう。
何か貼りたいんだったらセロテープで貼ればどうだ。
みんなそうしてるぞ。」
うーん、なるほど。
プロ意識の高い展示ボードさんは、
さすが懐も広くて非常に奥深い。
設置作業をしていても、ヒシヒシと感じる。
セロテープの張り付き加減も言う事なし。
展示のプロは
何でも誰でも、受け入れてくれるようだ。
夜店の紙芝居小屋のような、
なんだか不思議なワクワクする場所。
ライトの加減や絵の「見せ方」、額重量の展示耐性。
本当に色々勉強になった。
そして、
「展示ボードさえあれば、
絵本の原画展はどこでもできる」
これを知ったのは大収穫だった。
きっと今後に生かせるだろう。
展示ボードさん、ありがとう。
ほんとにね、かっこ良かったよ。
またよろしくお願いします。
ひとまわり大きくなっておきますね。
主人公の女の子、おつかれさま。
あ、まだまだ走り続けるのかな?
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