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タムタム草紙

tamtamsun.exblog.jp

箕面の山

大阪北摂・紅葉で有名な箕面の滝。
その上に大きな道路が出来て、
滝の水量が減り、何やらおかしな事になってるらしい…
前々から、そういう話は聞いていた。

その道路は、
山を切り開いた大きな宅地開発地に繋がっていて、
今、新名神高速も建設中らしい。

箕面奥の「止々呂美」という所がずっと気になっていた。
機会があったので、ひとっ走り行ってきました。

止々呂美の手前に久安寺というのがある。
調べてみると、行基さんが開創したらしい(嬉)
行基さん、箕面の山奥まで行ってたのかあ〜。
こういう方達は歩いて行くからすごいんだな。
私は車だけど…行かなくちゃ。

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行基さん開創、その後弘法大師が再建したと伝えられるお寺です。
この岩の上の小さな小さな行脚僧、見えますかあ?
お大師さんらしいです。
何でこんなに小ちゃいんだろう。
子供は気づくだろうけど、大人は見落とすよ、きっと。

夏はこの岩肌から、水が滴り落ちるようになっているみたいです。
…うーん、なんかこれ、ヒシヒシとくる…
暗示的というか…
何か突きつけられたような感じ。



弘法大師の像はたくさんあるのに…
行基さんの足跡は見あたらないなあ…と思っていると…
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あ、いたいた、行基さん(笑)

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そうそう、行基さんは、この笑顔がいいのよね。
(??なんで私、知ってんねんやろ??)

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行基さんの回りには、こんなかわいい人達がいっぱい(笑)
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やっぱり行基さん大好き、お慕いしてます。
何かしたくて、
今日は行基さんの背中をなでて差し上げた(笑)
私、かなり変やな。

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自然にできたこの池が、このお寺の起源となっていました。
725年、行基さんはここにたどり着き、
この池から感得されたそうです。


そうなのだ、そうなのだ。
最初の最初は、何もないこういう所なのだ。
そこから、お寺ができたり、神社ができたり、
大きくなってゆくのだ。

行基さんや、空海さんのような遊行僧は、
ただやみくもに歩くのではないと思う。
そこに何か「ある」と感じたから…
「導かれた」と知ったから…
ゴザを背負い、托鉢しながら、
自分を信じて「そこ」に突き進むのだ。
そして、自分の脚で見つけたその光を
どんどん繋いでゆくのだ。
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久安寺を後にして、山間の道を北へと走る。
川の風が気持いい。
私は決して走り屋ではないけれど、
自分でギアチェンジしながらの山道は本当に楽しい。

ダンプの数が多くなって、突然空気が濁った。
ああ、ここが採石場か…。
この辺りは、翼の生えた石仏があるはずなのに…。
山の細道で久安寺にも繋がってるはずなのに…。

山を削って工事中の、高速脚柱がいっぱい見える。

また山を抜けると、
突然、宅地開発中の止々呂美ニュータウンが現れた。

広い、広い…
突然深い山中に現れた新しい宅地用地。
どれだけ山を削ったのだろう。
巨大な更地に、
分譲中のハウスメーカーの旗が、遠くの方まで立ち並ぶ。
小中学校、大きな駐車場、コンビニまであった。
…こうやって、新しい町ができてゆくのか…。
…この町のために高速を作ってるのか…。

でも、こういう閉鎖された新しい町で育つ子供たち…。
人間の歴史が全くない町。
いいのかな…。

この付近にも、やっぱり行基さんが創ったお寺があった。
道路新設の時に場所を移転されたらしい。

いいのかな、「行基道」なのに…。

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箕面の山奥で、
じっと「見つめ続ける」小さな小さな弘法大師。

何を思っておられるのだろう。


吹田、伊丹…と、
タムタム「虹のわ展」、大阪北摂にも御縁があるようです。
春には、箕面で開催致します。
by tamtamsun | 2013-11-10 19:45 | ☆虹のわ展・日々 | Comments(0)
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